2025-01-01から1年間の記事一覧

無意識に誰かを否定していないか

何か課題を解決する時、誰かが否定された気持ちになっていないか配慮できると良い場合がある。 今の課題は誰かの意思決定の結果かもしれない。それを解決するということは、その誰かが否定されていると感じる可能性を秘めている。 無意識に否定していた例 最…

達人に学ぶDB設計徹底指南書

書籍概要 DB設計に関する基礎的な内容が体系的に網羅されており、データベース初学者には特におすすめの一冊です。 アプリケーション開発者、データベース管理者などが知っておきたいDB設計に関する基礎知識を身につけることができます。 達人に学ぶDB設計徹…

会話の目的は勝つことではない

「最強のエンジニアになるための話し方の教科書」を読み、過去の経験も踏まえてコミュニケーションについて改めて考える良い機会になりました。 本記事では、書籍の内容を引用しつつ、論理的な正しさだけでは仕事がうまく進まない場面で私が感じたことを整理…

Kiroの良いところを伝えたい

KiroはAmazonが提供する仕様駆動型開発をAIで支援するIDEです。 生成AIに適切なコンテキストを渡す仕組みを作りたいけど、あまり手を出せていない人は多いのではないでしょうか。私もその一人で、そんな私にとってKiroはかなり衝撃的なプロダクトでした。 色…

Web API: The Good Parts

Web API: The Good Parts作者:水野 貴明オライリージャパンAmazon 概要 Web APIの設計と構築に焦点を当てた書籍です。 Web APIの重要性、さまざまな利用パターン、そして「美しい」API設計がいかに開発者の生産性やサービスの信頼性を高めるかについて詳述し…

GitHub Actions OpenTelemetry v0.7.0 リリース pushイベント対応で柔軟性向上

Claude Code最高ですね。。。。今まで対応できていなかった大型機能に着手してみました。また、それに伴い単体テストの拡充、および統合テストの追加を行いました。 github.com pushイベントに対応 従来のworkflow_runイベントに加えて、pushイベントにも対…

ドメイン駆動設計入門 ボトムアップでわかる!ドメイン駆動設計の基本

概要 ドメイン駆動設計入門 ボトムアップでわかる!ドメイン駆動設計の基本作者:成瀬 允宣翔泳社Amazon ドメイン駆動設計(DDD)の基本的な知識は網羅されており、DDDを学ぶための入門書としては非常に良い内容でした。特に既存のDDDベースのプロジェクトに…

単体テストの考え方/使い方

書籍紹介 アジャイル開発が一般的になった現在、ソフトウェア開発におけるテストの作成は、もはや当たり前の慣習となりました。 また、生成AIが誤ったコードを自律的に修復するためにも質の高いテストが今後ますます重要になると筆者は考えています。 では、…

GitHub Actions OpenTelemetryをGoogle Cloudで試してみる

GitHub Actions OpenTelemetryをGoogle Cloudで試す方法をご紹介します。最新版はリポジトリで確認できます。 paper2.hatenablog.com 概要 前提条件 ステップ 1: gcloud のデフォルト設定を構成する ステップ 2: GitHub Actions OpenTelemetry リポジトリを…

GitHub ActionsからのGoogle Cloud本番環境アクセスを制限する

GitHub ActionsにGoogle Cloudの権限を付与することはあると思います。本番環境へ不要なアクセスを防ぐため、権限の制限はセキュリティ上非常に重要です。 本記事では、GitHub Environmentsを利用して、GitHub Actionsに付与するGoogle Cloudの権限を環境ご…

GitHub Actionsを可視化するGitHub Actions OpenTelemetryの紹介

GitHub Actionsはワークフロー全体の実行時間や各ステップの詳細な可視化、変更による効果測定を行うには工夫が必要となります。この記事では、OpenTelemetryを活用してGitHub Actionsの実行結果をトレースとメトリクスの形で収集するGitHub Actions OpenTel…

OpenTelemetryにコントリビュートしてみた

この記事ではopentelemetry-jsのインメモリエクスポータにおける課題を改善した経験を記載しています。OSSのコントリビュートやってみたいと思っている人の挑戦するきっかけになれば幸いです。 コントリビュートしてみようと思った理由 使いづらいと感じてい…